旅行記 アイガーとヴェッタ-ホルンの村グリンデルワルトにて メインストリートを散策して

部屋から窓を開けてグリンデルワルトの山や村や風景を見ていると、「スイスに来たんだなぁ」という実感が湧いて来ました。

「あれはアイガーかな?それともヴェッターホルンかな?」

ホテルは入口を入って左側は来客用のロビーがあり、バーのような小さなカウンターがありました。
右側は通路を真っすぐに行くと、朝食用のフロアーがありました。

「すみません。少し外を散歩して来ます」

「Have  a  nice  day(良い一日を)」


グリンデルワルト駅の周辺を散歩しました。
駅前の通りには、たくさんのお店が並んでおり、途中一部工事中の所がありました。
ベルンの石畳の道や、ロシニエールの山道と違い、グリンデルワルトの駅前の通りは、舗装されており、歩きやすかったです。

グリンデルワルト駅前の通りはメインストリートで、ガイドブックによると「ハウプト通り」と言うようでした。

通りをひと通り散歩した後、駅の近くのレストランに入りました。

メニューを見て悩んでいると、日本語のメニューを持って来てくれました。
サラダにお肉に、ポテトにマッシュルーム、パスタを頼みました。

店員さんが日本語で「おいしい?」と聞いてくれました。
やはり観光の国のようで、日本人の観光客もたくさん来るからでしょうか?
「美味しいです。ありがとうございます」と答えました。

分量が分からなかったため、多く頼みすぎました。
というより、こんなに量が多いとは思いませんでしたので、少し残してしまいました。

レストランでしばらく時間を過ごした後、ホテルへ戻りました。
ホテルへ戻っても、夜の22時頃までは外は明るく、窓の外から村を眺めていました。
どこもかしこも、どこに目をやっても、緑のじゅうたんのようで綺麗でした。
とても綺麗なので、ずっと見ていても一向に飽きないのです。

現地の日本人の方に、お話を聞きました。

グリンデルワルトの人口は、現在4000人ほどで、今は住むのが難しくなっているとの事でした。
国土は国の物で、所得が幾ら以上でないと家を建てられない、住む事は出来ないと、審査も厳しくなっており、お金も納めないといけないようです。

家を建てるのも難しくなっており、理由は観光の国なので、これ以上家が増えてしまうと「景観を壊してしまうから」という事でした。
「景観を壊してしまうから、家も木造でしか建てられない事になっています」との事でした。

シャレー風の家は木造で、家のように見えるけれど、アパートとの事でした。

「外国人も増えて来てしまって、盗難やスリなどの犯罪が増えたのもそのせいかもしれません」との事でした。