学校の裏手にあるケーブルカー乗り場から、サンモリッツの街に戻って来ました。
午前中はピッツ・ネイル展望台を見学し、ハイジの花の道、ハイジの小屋を散策した後、サンモリッツの街を散策しようと思っていたからです。
サンモリッツの街を改めて散策したのですが、やはり街自体が大きいです。
建物も1つ1つが大きく、広場も道もとても広々としています。
きちんと整備されており、街の作りも色もデザインも、センスが良くてお洒落です。
洗練されているという感じがしました。
街の中を行きかう人達も、若い人からお年寄りまで、みんなお洒落でとてもセンスが良いのです。
私も良く知っている有名なブランド店や高級時計店もありました。
街のあちこちに、リゾートホテルがありました。
スイスはどこに行っても、街も村も清潔ですが、サンモリッツは特に清潔で、ゴミひとつ落ちていないのです。
やはりサンモリッツは、高級リゾート地なのだと思いました。
街はドルフ地区とバート地区に分かれ、それぞれ「サンモリッツ・ドルフ」「サンモリッツ・バート」と言うようです。観光や交通の中心はドルフ地区で、バート地区は温泉保養地のようです。
街が最も賑わうのは冬との事でした。
私が散策したのは、ドルフ地区の方で、バート地区までは行けませんでした。
スイスを散策していて個人的に感じた事なのですが、1つの街でも村でも、どんな小さな街でも村でも、じっくり見て歩こうと思うと、何日でも滞在しないと行けないと思いました。
例えばグリンデルワルトならグリンデルワルトで、グリンデルワルトの村と、その周辺を見るだけでも、見る所がたくさんあって、散策するのに何日も掛かると思います。
更には、湖畔だけでも、のんびり一周歩くだけでも、結構時間が掛かると思います。
また、散策せずに、1か所にずっといるだけでも、景色を眺めているだけでも、時を忘れて何時間でもいられそうな気がします。
実際に毎年、夏の間だけグリンデルワルトに滞在して、村の色々な所を見て歩いたり、散策している方がいるとの事です。
サンモリッツも、他の街も村も、同じなのかもしれません。
観光の国だけあって、その地方ごとに特色や味わいがあり、魅力が尽きないのだと思います。
それも季節や目的によっても違うでしょうから、毎年たくさんの人が観光に訪れるのも分かるような気がします。
国全体が自然公園のような国。
スイスという国、それ自体が自然公園なのかもしれません。