トリュンメルバッハの滝を見学した後は、シュタウプバッハの滝へ向かいました。
歩いても歩いても緑で、木や花や草がとても綺麗でした。
川も音を立てて流れていました。
リュッチネ川と言うようでした。
あちこちに放牧の牛がいました。
農家には「大きなカウベル」がたくさん飾られていて、何かに表彰されると貰えるとの事でした。
チーズやバター、ソーセージの標識がありましたので、美味しいチーズやバターを作ると表彰されるのでしょうか?
柵も放牧の牛が、「今日はここからここまでの草花」「今日はこの当たりを食べさせる」というように、考えて柵が立てられているとの事でした。
草刈りもするのですが、牛に草花を食べさせる。
草花を食べた牛が糞をして、肥料になる。
それが肥やしになってまた草花が育つ。
そして牛からとれた牛乳で、ミルクやチーズを作る。
「良く出来てるよなぁ」と、観光客もみんな感心しているようでした。
高山植物は、運が悪く、草刈りをして刈られてしまって無くなっている時は、見る事が出来ないようでした。
あちこちの木造の小屋があり、近くには木材が積んでありました。
木材か何かが積んであると、農家かどうかが分かるとの事でした。
スイスに来てから、ずっと歩き詰めだったので、特にラウターブルンネンに着いてからは、痛くて足を引きずって歩いていました。
途中腰かける所があったので、靴下を脱いでみると、両足に豆が出来ていました。
仕方がないので、靴下を2枚重ねると、いくらか楽になりました。
絶壁からは、幾つもの滝が流れていました。
滝の数は70以上との事で、全ての滝ではありませんが、滝の1つ1つに名前が付いているとの事でした。
絶壁からスリルを楽しむ?飛び降りる競技も行われているとの事でした。
しばらく歩いて行くと、右側に、縦長のスイスの国旗や州の旗があり、小さな集落が見えて来ました。
栽培用のエーデルワイスが置いてありましたので、写真を撮りました。
そして左側を見ると、学校の地理の教科書や百科事典、ジグソーパズルや写真集などで良く見掛けるシュタウプバッハの滝がありました。
断崖絶壁から、ものすごい音を立てて滝が流れていました。
落差は305mとの事でした。
滝の下の周りに小高い丘があり、柵があり、人が滝の近くまで登って見られるように、見学ポイントがあるようでした。