旅行記 ユングフラウ地方の観光の中心グリンデルワルトへ

ツヴァィジンメンで乗り換えてインターラーケン行きの列車に乗り、途中ずっと窓を眺めていました。
私の乗っている車両には乗客は少なかったのですが、右側の席に女性が2人座っていて、1人は若い女性で、もう1人は女の子でした。

女の子が夢中になって喋っていました。
若い女性の方はただ「うんうん」と頷いているだけでした。
何を話しているかは分かりませんでしたが、2人とも途中シュピーツ駅で降りて行きました。

ロシニエールからツヴァィジンメンまでは、約1時間15分、ツヴァィジンメンからインターラーケンまでは、約1時間半掛かりました。

スイスの列車は発車する時に、発車の音や駅員さんの合図はなく、そのまま出発してしまうのです。
また降りる時も乗る時も、ボタンを押して列車のドアを開けるのです。
それから列車に乗ると、どの列車に乗っても、駅員さんが乗車券を確認しに来ますので、行き先が分からない時などは、大変助かりました。

感心したのは、駅には階段のほかにスロープがあって、車椅子などの障害をお持ちの方や、子供やお年寄りの方などの移動も配慮されているようでした。

「こういう点は日本と違うところだな。やっぱり鉄道が発達してる国だからだろうか?」と思いました。
きちんと整備されていて、細かいところまで配慮が行き届いているように感じたのです。

それからスイスはどこへ行っても景色が綺麗なので、長時間列車に乗っていても飽きないのです。
窓の外をずっと眺めている事も出来るし、写真を撮る事も出来ます。

インターラーケンに着きましたので、インターラーケン・オスト駅で降りて、グリンデルワルト行きの列車に乗り換えました。
グリンデルワルトへは登山鉄道で30分くらいでした。

インターラーケン・オスト駅からグリンデルワルト行きの列車は30分おきに出ているようでした。

グリンデルワルトに着きましたので、成田空港から送ったスーツケースを駅で受け取りました。
それから予約してあったホテルに行き、チェックインを済ませ、部屋に入って一息入れました。
なかなか素敵なホテルで、綺麗な部屋でした。

部屋の窓を開けると、目の前に大きな山と、緑の中のあちこちにシャレー風の家が見えました。