コルヴィリアからピッツ・ネイル展望台へ

翌朝早く、朝食を摂り、ピッツ・ネイル展望台に向かいました。

ホテルからサンモリッツの街を散策しながら、ケーブルカー乗り場に行きました。

散策して感じたのですが、街全体が広々としており、ゴージャスというか、大きいと思いました。
建物も高く大きく、デラックスで、高級感がありました。道路も広々としていました。

教会も高く大きくそびえ立っており、レストランも、ホテルも、スーパーも、お土産屋さんも、町の広場も、とても大きくて、お店の中もとても広かったです。
お店の中も品揃えも良く、色んな物が並んでいました。

学校、テニスコート、美術館、博物館もありました。

ドルフ地区にある学校の裏手にあるケーブルカー乗り場から、チャンタレッラに行き、チャンタレッラで乗り換えて、コルヴィリアまで行きました。

コルヴィリアからロープウェイに乗って終点のピッツ・ネイル展望台に行きました。

ケーブルカーから眺めるサンモリッツの街や山や湖は、とても綺麗でした。
綺麗というより美しいと言った方がふさわしいようでした。
太陽の光がまぶしい位にまぶしく、太陽の光がサンモリッツ全体に降り注いでいるようでした。

サンモリッツ湖も陽の光で輝いていました。

コルヴィリアにあるロープウェイ乗り場に近付くにつれ、あたり一面の緑の野に、雪が掛かっているのが見えました。標高が高くなったのだと思います。

コルヴィリアに付くと、山は一面の雪でした。
ロープウェイから眺める景色もとても綺麗でした。
サンモリッツの街もサンモリッツ湖も、小さくなって行きました。

やがてロープウェイが雲の中に入って行きました。

ロープウェイで上まで上がって行く時の感じが、吸い込まれるような、引き寄せられるようなといった感じで、怖いようでもあり、楽しいようでもありました。
山の頂上、もっと高い所までロープウェイが延びて行った時は、少し怖かったです。

ここで私は気付きました。
「スイスは何だか、国全体が遊園地みたいだ」と思いました。

特にグリンデルワルトに滞在した時はそうだったのですが、山の国で、国中に鉄道が張り巡らされ、山岳鉄道、ロープウェイ、ゴンドラ、リフト、

トンネルをくぐったり、トンネルや橋がループしていたり、鉄道が大きくカーブして走ったり、ループして走ったり、湖には遊覧船、蒸気船、クルーズ、ヨット、ボート、気球に馬車にアルペンホルン、

登ったり降りたり、ヒューッと行ったと思ったらスーッと戻ったり、上がったり下がったり、高かったり低かったり、

木彫りも街も、お菓子みたいでかわいいし、あちこちに噴水や泉があって、お花があって、「何だか遊園地みたいだね。面白いね」と言って笑いました。

ピッツネイル展望台にロープウェイが上がって行く時の怖いような、楽しいような感じは、遊園地のジェットコースターやアトラクションのように感じたのです。