チャンタレッラに着いてケーブルカーから降りると、頂上とはうって変わって、太陽の光が差し込んでいました。明るく透明な陽の光は、柔らかくて、眩しいほど眩しく光り輝いていました。
チャンタレッラ駅内の壁には、大きな掲示板が貼ってあり、「チャンタレッラ駅 100年」とありました。
チャンタレッラ駅前の木製のテーブルとベンチで休憩を取り、ピッツ・ネイル展望台に行く前に買った昼食を食べました。
チャンタレッラ駅を背にして、ケーブルカー乗り場から続く、小さな小道を散策しました。
そしてこの小道が、「ハイジ・フラワートレイル(ハイジの花の道)」でした。
そこから「ハイジの小屋」までの道は、短いハイキングコースのようでした。
左手にはサンモリッツの街、サンモリッツ湖が広がっており、正面にはベルニナの山々が見えました。
足元には高山植物の花々が咲いていました。
タンポポのような花、白い花、黄色い花、紫色の花・・大きい花、小さい花・・
どこまでも続く小道に、高山植物の花々が咲き乱れていて、癒されるようでした。
また途中、ハイカー用の木製のベンチが幾つもあり、散策している人やハイカーが、休憩をしたり景色を眺めたりしていました。
歩く度に景色が変わり、途中森の中を歩いたり、放牧された牛が草を食べる姿が見られたりと、とても楽しい散策でした。
大きく左にカーブして、歩き続けました。
そうすると小さいジャングルジムやすべり台などが見えて来ました。
その隣には、小さな小屋がありました。
この小屋が「ハイジヒュッテ(ハイジの小屋)」でした。
小屋には「ハイジヒュッテ」とありました。
小屋は全部木造で、丸太を積んで建てたような造りになっており、中に入ると、木のテーブルと階段がありました。階段の上は、干し草の置き場になっていて、緑の干し草がありました。
干し草の置き場には窓が付いていて、お日様の光が眩しいほど差し込んでいました。
他にも幾つか部屋があるようで、入ってみました。
小屋の周りには、木製のイスが幾つもあり、観光客が座っていました。
私はハイジの小屋の前のイスに座って休みました。
ハイジの小屋の隣には、ブランコがありました。
私はハイジになったつもりで、ブランコを漕ぎました。