ハイジは夏は山の上で暮らして、冬は麓の村で暮らしました。
その冬の家がハイジの家なのですが、ハイジの家は、中が複雑でどの部屋に何があるのか、良く分かりませんでした。
世界中のハイジの絵本がコレクションされている部屋には、机とイスがあって、記念に思い出や感想などを記帳するノートが置いてありましたので、私はただ、「ハイジハウスにて」とだけ書き、そして日付と名前だけを書きました。
ただその時、中東の方らしき家族の方がいて、その子供が私になついてしまったのです。
子供は好きなのですが、私になついてしまい、中々離れないため、その子のお父さんとお母さんが、「こら、何してるの」と注意はしていました。
ハイジの家を出て、ハイジの家の周辺を見て回りました。
ハイジの家とチケット売り場の近くに、花で飾られた大きな噴水があり、大きな古い建物があったのですが、あの建物は何の建物だったのでしょうか?博物館なのか、ちょっと調べてみようと思います。
チケット売り場は「ドルフラーダ」というようでした。
前に広がる庭、草原では、かわいい山羊や羊に触れ合う事も出来ました。
ハイジホフ、ハイジの家の後は、ハイジの泉へ向かいました。
今思えば道路をきちんと歩いて行けば、迷わずハイジの泉に行けたはずなのですが、まさか車の通る道路ではなく、山の中の道沿いにあると思っていたので、それもハイジホフからすぐ近くの所にあると思っていたので、
歩いても歩いても見当たらず、「そんなに遠くにあるはずはないと思うんだけど、行き過ぎたのかな?それとも意外にもっと先の方にあるのかな?」と思い、
あちこちに「ハイジの道」など、案内や標識があるため、かえって迷ってしまい、途中で近道をしようと思ったのか、あちこちに標識や案内があったので、かえって迷ってしまったのか、その両方だったのかもしれませんが、
とにかく森の中なのか、ハイカー用のコースなのか、道路に沿って歩かずに、道路から外れて、真ん中を突っ切って歩いて行ってしまい、どこまで行っても何も見当たらず、雑木林のような所に入って行ってしまいました。
それでも標識や案内、ハイジやペーターの人形があったりするのですが、ハイジの泉にたどり着けず、道に迷ってしまいました。
記念にハイジの泉だけは見ておきたい、写真に収めておきたいと思っていたのですが、歩いても歩いても見つからず、たどり着かず、歩き疲れて、さらに雨も降って来て、「どこにあるんだろう?見つからないな?どうしようかな?」と思いました。
目の前にハイカー用の木製のベンチがあったので、そこに座り、水を飲み、一息入れました。
「んー今自分がどこにいるかも分からないし、どうしようかな?」
道に迷ってしまったのです。